葉っぱが落ちる理由知ってますか?
通勤中、ふと疑問に思ったのです。なんで葉っぱって冬になると落ちるのだろうって。
人間は冬になったら着込むじゃないですか。だったら葉っぱを落とさない方が温かいんじゃないかなーって思ったんですよ。
ということで落葉する理由を調べてみました。
一つ目の理由:水分不足対策
植物も人間と同じように代謝をしています。
簡単にいうと水を吸って、出すんですよ。
その水を外に出す場所が葉っぱにある気孔です。蒸散という、学生のころに習ったやつですね。
冬になると乾燥します。吸うための水分が少なくなる。
葉っぱがあると水を外に出しちゃうので、それを防ぐために葉っぱを落とすのです。
二つ目の理由:重さ対策
冬になると降るもの、そう雪ですね。
もし木に葉が残っている状態で雪が降るとどうなると思いますか?
葉っぱに雪がどんどん積もっていくのです。
その結果どんどんと重くなり、枝が折れてしまう可能性があるのです。
だから葉っぱを落とすのです。
三つ目の理由:エネルギーが作りにくい
冬は夏に比べて日照時間が短くなります。
植物は光合成でエネルギーを作り出すので、日照時間が短いとエネルギーが作りにくくなるのです。
葉を落として光合成をしないようにする。
動物でいうところの冬眠に近いですね。
まとめ
実は落葉はメリットばかりではないんですよ。
葉を落とした植物も春になると再び葉をはやします。
その時にかなりのエネルギーが必要になるようです。
それがかなりのデメリット。
落葉樹(葉っぱを落とす木)と常緑樹(一年中葉をつけている木)の違いはどっちのメリットをとるかにあるようです。
その植物の育っている環境なども大きくかかわるようですね。
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